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 12月 9日 月 |
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取材でひとり下田へ。急な崖地に跳ね出す小住宅が並ぶ、別荘団地の１件をリノベした建物を見てきました。下田の吉佐美エリアは、海外の方の隠れリゾートになっているようです。「昭和30〜40年代に外人さんが住み着いて、徐々にクチコミで広がった」とタクシーの運転手さん。 吉佐美大浜。  シーランチみたい（行ったことないけど）。 12/1には納谷事務所の新作「蒲田の集合住宅」のオープンハウスに。拡幅予定の第一京浜＆高架化予定の京急沿いにある8階建ての集合住宅です。6階以上はオーナー住居。5階までは単身者用ユニットが各階２つずつ入ってます。京急の工事風景を観察するには持ってこい。工事事務所そのものではないか、というくらい清々しく即物的な建物となってます。「ハスネ・ワールド・アパートメント」に通じるダーティー・リージョナリズム・マンション。単身者ユニットがいいです。外との距離を取りつつベランダと一体化した２面ガラス張りのダイニング。ベッドを押し込むスペースと、洗濯機置き場と開放型クローゼットがセットされたストイックな”寝床”。   「蒲田の集合住宅」とウラから見える風景 12/7はイタリア文化会館（ガエ・アウレンティ設計の赤いビル）で展示されている時空間インスタレーション「脳内時計 NEURAL CLOCK」へ。松川さんが設営中。白砂が敷かれた円形の庭を、時計の針のようなバーがゆったり移動して、そこに仕込まれたレコード針みたいなものが脳の時間認識グラフを描いて枯山水ショーをします。動きにリンクして電子音も聞こえます。展示は9日（日）までの３日間のみ。  プロトタイプ展のオープニングに。商品化を目指しアピールするというデザイナーさんによる自発的な展示会。プロトタイプ、モックアップいっぱい。人もいっぱい。 （＊2020年、一部文章に修正を加えました。） |
