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この日だけ6月 28日 水 .
 今日は『建築と私』第3回、ゲストには待望の隈研吾登場です。

 『オブジェクトと私』と題して、「建築のオブジェクト性」から逃れること、つまりは建築が環境から浮いてしまうことから逃れる、ということを主題にして進められました。昨日の日記にて「ランドスケープにはファサードが無い」と書いたのですが、よく考えてみれば隈研吾は建築をランドスケープ化しているわけです。脱ケンチク度が高いのです。

 本人もオブジェクト性が低いというか、大柄な割に威圧感もなく、声のトーンもノーマル。高松先生とはベクトルが逆ですね。



(*2020年、一部文章に修正を加えました。)


 『建築と私』隈研吾編を見に行きましたが、立ち見+混み混みに耐えかねて5分で出てきました。隈さんはもっとラージサイズ(物理的に)で、しゃべり方の太い人かと思っていましたが、逆でした。かつて磯崎新を初めて生で見たときと同じ感覚です。先入観に色がつきやすい種類の人たちなのでしょう。

 TBSブリタニカの30男雑誌『pen』が北欧建築家の自宅特集をやっていたので立ち読みましたが、北欧の人は日本が好きですね。日本の人も北欧が好きなはずですが、情報量が少ないせいでどういうところが好きなのかまだあまりよくわかっていないふしがあります。木造同士だしきっといい友達になれると思うのですが。なおこの雑誌は北欧が好きらしく、この一年間に三回も北欧デザイン特集を組んでいる様子です。