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 8月 13日 日 |
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| オールナイトをみにいきました。お目当ては『マタンゴ』です。音楽から得た知識にとどまっていた‘キノコ人間’の謎を解くべく自転車をとばしてみなみ会館に出かけました。実際の映画には呪いの館もタマミという女の子も出てきませんが、キノコ人間というのは想像以上にけったいでした。あわせてかかったGS映画2作の映像・音楽両者のヘタレ感にやられ、うっかりファンになってしまいました。全ての表現は奥行きと陰影が消え失せてラブ＆ピースに彩られています。スーパーフラットのルーツは60年代にあるのですね。また『元禄繚乱』で綱吉役をやっていたショーケンしか知らなかったので、何でSTUDIOVOICEで特集が組まれるのかよくわからなかったのですが、『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』における18歳の彼を見て納得しました。 （＊2020年、一部文章に修正を加えました。） |
台風はただでさえ今大変な伊豆諸島のほうへ行ってしまい、おかげで野菜カレーはまぬがれました。焼物揚物汁物と一通りの魚コースが楽しめますが、干物にするほどの数は獲れないので、毎食釣り（というか漁）をしなければなりません。島の強い日差しでただでさえ弱いインドア人間の体と心はたちまち弱り、こんな過酷な縛りをかけたことを早速後悔し始めましたが、それでもバーベキューコンロでエビを焼くのはどう見ても楽しそうに見えないのがすごいです。ちなみにこの島にはウバメガシが生えているので備長炭で魚を焼く気分が味わえます。 薄暗い水場で魚をおろしていたら、｢シュコー」｢カサカサ」｢シュコー｣と明らかに人間以外の生物が近くにいる気配がします。とてもいやな感じです。と思ったらわたしが草むらに投げ捨てた魚の頭をカメが食っていました。カメをおろすのはいささか大変そうです。 |
