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この日だけ5月 20日 日 .


そんなわけで昨日は、若者に慕われているカッパくんこと塚本さんの京都案内をすることになりました。とはいえ左の人も書いているとおり、予想以上にすごい塚本さんの都市発見力のおかげでこちらが逆に京都案内されました。

ツカモト語で「取材」というところのこのような都市発見のことをわたしはこっそり「犬」と呼んでいます。犬という生き物はなぜか地面のにおいをかぎながらうろうろ歩き、立ち止まっては「お」とか「む」とか「よし」とか言いますね。何を調べているのかよくわかりませんがあれが犬の仕事かつ趣味です。

サラサでは吉田戦車の話などをしました。「吉田戦車はネーミングのセンスがすばらしい」と、ネーミング王にふさわしい発言です。さらに塚本さんはみっちゃんのママに憧れているらしく、以前「ツカモトくんはオザケンみたいだなあとか言ったことを反省」したことを撤回。

さてシンポジウムはいちおうスーパーフラットの話題から入り、「近ごろのわかもの」や「京都マンション問題」にまで話が及びました。件のマンション問題に関してはツカモトくんに「もうちょっとさー、ちゃんと京都のことやったほうがいいんじゃないの?」と叱られました。ツカモトくんをはじめ東京のけんちく人は、端から見てストーカーかと思うぐらい東京をウォッチしたりネタにしたりとがっぷり四つに組んでいるのに対し、京都は(タウン誌だけは多いくせに)そういうのがありません。「今あるものを使う」で千年以上やってきた京都の人は都市などはなからいじくる対象と思ってないふしがあるし、かといって外からやってきた人間にとっては底なし沼のようでおいそれとは手が出せない空気があります。つまりふだんからけんちく的に京都を考える習慣がないのです。そんで京都駅とか高層マンションとか問題が出てきてから騒ぐのです。愛が足りないと叱られても仕方がありません。

というふうにまじめで刺激的な議論が繰り広げられましたが、その後の飲み会で梅・塚・關と三人並んだ様はどっからどう見てもトリオ漫才です。

そして梅林さんはエロ林と呼ばれていることが判明し塚本さんはやはり煽りの得意な黒いアニキであることが判明し關さんは赤ワインを一斗缶一本飲み干すことが判明し、さらに玉置順さんは本日の入場料1000円を払いたくないばかりにF.O.B.Aの所員さんの後にくっついて入場したことが判明。いろいろ勉強になりました。