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この日だけ5月 24日 木 .
「10+1」に原稿を書いたりしている学校建築研究者、山崎泰寛さんに会いました。なんでも最近横国から京大の院に移ってきたとかで、京都の建築系インターコミュニケーションを求めていたそうです。それでなぜか我々に白羽の矢を立ててしまったみたいですね。そんなわけでルヴェ・ソン・ヴェール直営カフェ@河原町今出川でご飯を食べ、先日知り合ったデザイン全方位ユニット14sdによるバー「プレストプニク」をのぞいてみたりしながら、けんちくよもやま話をしました。

さて、この山崎という兄さん、文章テンプラ屋まっしぐらという趣なのですが、なんだかウマが合うというか、話の通りの早いかたで、例えばあのけいぶん社などについても、「行ってみたけれども、小じゃれたわかものが多くてどうも……」などと京都歴1ヶ月半とは思えない正しい理解(?)を示しておりました。また、教育学を専攻しており、純粋にケンチクの人ではないため、ケンチクに対しては一歩引いた視点を持っているようです。

気分良くゆっくり飲んで、お開きになったのは4時でした。



(*2020年、一部文章に修正を加えました。)


教育学部のヤマサキと名乗る人物からメールが来て、「ぼくこの春に横浜から京大の院に来て友達いないんですぽむも友達少なそうなので友達になりましょうぼくはちゃんとメガネもかけていて脂っこくないです本当です」と言うので(やや誇張含む)、アジトにほど近い出町周辺で遊びました。

出町商店街を中心に栄えるおばちゃんの町・出町柳エリアに住んで4年になります。この町にあるミスドは、夜こそ府立医大生をはじめとするわかもので賑わいますが、昼は完全におじいとおばあの天下です。当地の飲食店シーンといえば、中島食堂と中川酒店ほんやら洞に代表される「超カジュアル系」か、あるいは予算5000円の「ちょっと高級系」のいずれかが支配的だったのですが、ここんとこ急に「ちょっとオシャレ系」という選択肢が加わりました。今日行った2軒はこのカテゴリです。

まずは例の安心と実績のルヴェソン系列カフェです。しかし一見白いイマドキカフェのなりとはうらはらに、老夫婦とか買い物途中のおばちゃんとかお子様連れとかいて、どう見ても出町ミセです。わたしは基本的にカフェというところは家で作った方がうまいものを800円で少しだけ食わせるところだと思っているのですが、ここではりっぱなプロの味を800円で供しています。次に、この前会ったばかりの全方位型デザインユニット14sdの内装によるPRESTOOPNIKへ行ってみました。しかし一見辻村ミセをほうふつとさせる緊張感とはうらはらに、なかなか気さくでリーズナブルでよいところでした。

なんというかこの手合いのお店から想像される類型から微妙に外れており、妙に居心地のよいものとなっています。市街中心部からチャリで10分北に行くだけで途端にマターリした出町テイストが加わるのでしょうか。しかし百万遍から近いのに京大生の姿を見ません。京大生はどこで遊んでいますか?