わたくしだって自分の声とキャラぐらい受精卵が32個に割れたころから知っていますので、当然アルトをやるつもりで初めての練習に行きました。
しかしながら楽譜初見120秒で以下のことが判明。
　１　アルト→全パートの中で最も地味
　２　ソプラノ→人間には無理
　１＋２→作曲者は女に恨みがある

このアルトの地味さというのがもう、人間やめてもお姫様のほうがイイ、という欲求がふつふつ沸いてくるぐらいの地味さ加減なのです。百万遍の定食屋によくいる京大生５人組より地味です。丸美屋ふりかけパックの「ごましお」より地味です。それでパートが自己申告制なのをいいことに、こっそりソプラノに移動。いやーメロディを思い切り歌うのは気持ちがいいですね。はい今ジャイアンて言った人あとで空き地に来るように。あたくしのゴンズイ玉を転がすようなコロラトゥーラを４時間聴かせてあげますから涙しなさい。

少し言い訳をすると、合唱経験が中学校のクラス対抗合唱コンクールのみ（しかも伴奏やって歌さぼった）という絵に描いたようなシロウトなので、少し発声を教わっただけでものすごーく上達した気がします。さらに言い訳をすると、地声の声域と裏声の声域とはあんまり関係ない気がします。地声では中島みゆきしか歌えなくても昆虫軍の「イ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ができればよいのです。と思います。まあしばらく練習して（周りの人が）我慢できなくなったらアルトに帰るので大目に見れ。