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最近どうもネタが見つかりません。冬毛も生えてきたし冬眠の季節になったからだと思います。そこで夏休みの日記を提出します。

■9月8日 土 くもり■

幼なじみの結婚式に出席しました。小中と毎日一緒に学校に行き一緒に遊びお習字に通った親友です。そのさまはプチぽむでした。昔から女子2名でつるむ癖があったようです。現在は都内の病院で手術室の看護婦さんをやっています。

会場は東京ベイに面したレストランです。わたしの案内されたテーブルは、同じく同級生で20代後半ダメ女仲間のホリエさん(とはいえ最近活躍しているのでわたし取り残され)のほかは、全員新婦の叔父さん叔母さんで、見事に親族席でした。しかしそこは田舎ですから「○○(うちの屋号)の上の娘です」で通用します。

レストランだけあって料理はおいしく、おっお母さんいけるクチですねとか言いながら親戚の方々とも酒をついだりつがれたり、本職のピアニストであるホリエが演奏を披露したり、楽しく宴は進行しました。

肉が出てきたころ、新郎新婦がお色直しを終えて入場してきました。最近はキャンドルサービスという謎のイベントはあまり流行らないらしく、かわりに新郎新婦が客席を回ってひとりひとりにドラジェ(砂糖菓子)を手渡したりするようです。列席者には透明セロファンできれいにラッピングされたジャムの小瓶が手渡されました。

ひととおり配り終えて新郎新婦が着席すると、司会の人が言いました。「恐れ入りますが皆様、先ほどお配りしたドラジェの包みをお開けになってくださいませ。」皆リボンをほどきます。司会が続けます。「新郎側のお客様の中には手術用のネジ(新郎は医療機器メーカー営業マン)、新婦側のお客様にはキャンディが入っている方がお一人ずついらっしゃるはずです。手を挙げていただけませんでしょうか。」どうやら福引きか何かのようです。

わたしも肉をモフモフ噛みながらがさつに包みをほじくりました。するとパッキン材の中にキャンディが埋まっているではありませんか。当たりです!ヤッター!福引きは2次会などではよく行われますが、披露宴でやるからにはよほどいいものがもらえるに決まってます。わたしは元気よく「はーい」と手を挙げました。(つづく)