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 1月 19日 土 |
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| （たぶん）日本で最も忙しい指揮者健さんが大阪に来たので山崎という人と聴きに行きました。今後３ヶ月間に４回も関西で振るのでスゲエうれしいです。もちろんぜんぶ行くに決まってんじゃん。ケンチクナイトさえなければ群馬まで行く勢いだったんですけれどもね。追っかけとでも何とでも言えその通りだから。 大阪センチュリーのいずみホール定期で、ベートーベンの７番８番でした。オタの人のために書くとベーレンライター版です。プログラムにはありませんでしたが、今日は最初に朝比奈隆追悼演奏ということでベートーベンの弦楽四重奏曲をやりました。 隙がない熱演でスゲエおもしろかったです。７番もかっちょえかったですが、個人的には今までおもしろいと思ったことのない８番をおもしろいと思えたのがよかったですね。 健さんはビジュアル人間推奨指揮者だと思います。すごく細かいところまでいちいち指示を出す(*)ので、オーケストレーションが視覚的に把握できます（気がします）。この旋律がこの楽器からこの楽器に渡されるとか、ここはこの楽器とこの楽器を鳴らしたいんだとかが、耳の中で金魚を飼っているわたくしなんかにもわかる（気がする）わけですね。そうなると俄然おもしろくなるわけです。そんでようやくベートーベンてスゲエなーとか思ったりするわけですああ手続きがめんどくせえなあ古典てやつはよ。さすがオタの音楽です聴衆の７割はメガネ人だけあります(**)。オーケストラは何が面白いのかわからないという人はよく知っている曲を健さんの指揮で生で見ると少しはいいかもしれないと思います。 自分が歌ったときにも思いましたが、オケの人もすごく弾きやすそうな指揮だと思いました。オレの出番いちいち見ててくれるしうまくいけばにっこり笑ってオッケー出してくれるしナー。あと今回もぜんぶ暗譜でやっていました。何だかわかりませんがものすごい安心感です。指揮者は何が偉いのかよくわからないという人はよく知っている曲を健さんの指揮で生で見ると多少はいいのではと思います、ていうか追っかけ日記なのであんまり真に受けないこと。 ちなみに高関健≒山本理顕ということになっています。あんまりぴったりくる感じでもないのですが強いて挙げるならということで。 (*)もうどっからどう見てもオタ ああメガネだからな (**)ぽむ調べ |
