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7月 26日 土 | ▲ . |
乃木坂のサブウェイでシェイクを飲んでいると、隣でテレビ局員らしき方が電話を矢継ぎ早に掛けていました。「やっぱり3ー3でやりたいっていうか、かわいい子の方がオレの面子が立つっていうか先輩にねー。来てよ絶対来てよ」。東京は合コンで出来ているのだろうか。 東京大学生産研究所跡地が、ごく一部を残してほとんど更地になっていました。 お散歩。 左:何かとおもえば議員宿舎。カッコイイ 右:入り口 ツタの絡まった建物 トランスギャラリーのえびす秘宝館へ。都築響一さんが鳥羽の秘宝館のマネキンを買い取ってそれを展示しているというすごい展示。 "人生負け知らず"エス本くんと合流し、おされデザインレストランに。30分待ちで入店。全部個室。隣は合コン。「社内恋愛とか無いの〜?」「え〜ありませんよう」「じゃー彼氏は〜」「出来ないんですよね〜」といった会話にエス本くんと右の人が「不倫しまくりに決まってるじゃん」とか「うそこけいるに決まってるじゃん」とかボショボショ小声でツッコミを入れてました。 ここで「東京マーケティング店」という概念を思いつきました。そして各都市で、店をつくる上での根本原理みたいなもんが違っているのではないかと。 ・東京マーケティング店 マーケティングリサーチというオトナの計算のもとに成立。合コンは3×3が主流、合コン向きの照明の大きさは何ルクス、合コン向きの料理はカルパッチョと角煮といったリサーチに基づいて最適解をまとめる。 ・大阪ヤンキー店 オーナーはヤンキー上がりゾク上がり。個人が直観と勢いで作り上げる。内装はインパクト重視。店の中に大仏を鎮座させてしまったりする。 ・京都学祭店 京都の場合、学園祭気分ようするに儲け度外視で‘自分ら’が楽しむためのお店をつくる。バイトの時給が400円だったり挙げ句の果てにボランティア(無給)だったりするということも。 でも、これらの店って表面的には同じに見えるのです。デザイナーズものだったり業態がダイニングバーやらカフェやらだったり店員が小ぎれいだったりという意味では同じ。 たぶん他都市でも、例えば名古屋・博多・神戸・金沢…あたりも何か店を成立させる原理みたいなもんがあるだろうと思いました。 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |