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12月 28日 日 | ▲ . |
ここ2〜3日で立て続けに携帯でんわと手帳(われわれの間ではマルチメディアノートと呼ばれている)を無くしてしまいました。なんというかこう、生命線を一つ一つ切られていく感じです。このままだと年明けまでにはハードディスクを壊してデータを飛ばし、実印と預金通帳をなくし、免許と全財産の入った財布を落とす勢いです。 それはともかく今日は、われわれが「紙短情長」を書いた『AXIS』が発売されました。毎回指名されたデザイン界の大物が手書き校正無しで原稿用紙一枚を埋めるというコーナーです。どんな人が過去に執筆したかというと、建築関係では例えば伊東とよお先生に西沢立衛さん西堀晋さん、クラインダイサムさんに果ては二川幸夫先生まで担当。まさに大物一筆書きコオナアなわけです。我々がなんでこんなとこに書くことになったのかは謎。 しかし我々のような者は一筆書きで済ませるわけには行かないので、それはもう、六本木おされ先端デザイン雑誌の雰囲気ぶちこわし覚悟、倉俣のイスにウ○コをする覚悟で過剰に気合いを入れました。きっちり下書き→清書をし、イラスト図解までつけました。「さいきんの建築ブームについて一言」という依頼だったのでそのような内容。建築ブームによって、建築家とクライアント、ジャーナリズム三者の関係性がどう変わったか、というあたりを論じてみました。イラストは私がネームを切って、右がペン入れ。つまり(よく言えば)私がほったゆみで右が小畑健という役回りです。 今回のテーマは英訳デビュー。何しろ『AXIS』は二カ国語雑誌。なのに思い切り会話体にしてしまったので、さぞかしやりづらかっただろうなあと思います。 なにしろ無駄に「なんだかわかりませんが」とか(見たことないから想像)とか(脳内でこの3文字をつけたし)とか書いてあります。でもなんか、すごく律儀に訳してあって驚いた。 →I'm not sure what's going on, →This is just my guess because I've never seen it. →they add this word in their head 正直、すまなかった。AXIS翻訳担当者さまには足を向けて寝られません。 |