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 3月 20日 土 |
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| 今日は、卒計展をひやかして来ました。引退したあとも部活にやってくるOBのように、毎年見に行っています。今年はみやこメッセ。会場に一般客が混じり込む臨場感がなくなっちゃうのは残念ですが、その分シンポジウムが展示会場内で行われるという話。設計演習の講評会のような生々しい雰囲気が予想できます。 それにしても毎年ガチンコで有名建築家を招致して設営にブックレット作成に広告営業とフル回転でイベント作ってて、すごい。 すごいといえばこの４月に、caloという本屋さんが大阪にオープンするそうです。コンテンポラリーアート、写真、デザインなどの本を中心に、ギャラリー・カフェも付いたブックショップだそうです。惜しまれつつ閉店した大阪の某ブックショップの店員さんだった方々が始めるそうです。秋口にお二人でスフェラ・アーカイヴに遊びに来てくださったとき、本屋さんをやろうとしてる、という話を少しばかり伺っていましたが、こんな早く実現させるとは。 そしてオープンまでのバタバタを公開する日記にのけぞりました。本屋（生半可な……）オープン経験者としては、うなずける内容ばかり。流通の苦労など、事情がわかりすぎて涙が出ます。さらに経理やカフェ営業、ギャラリー、お店の内装など、我々がやらずに済んだところまで関わっているので、その大変さは想像を余ります。おまけに同時進行で本も作っています。その裏で起業家セミナーのようなものにまで通っている。すごい。 ビルの上階という立地もアートブックショップというプログラムも運営するには大変そうなのだけど、とても地道で真っ当で、そして多くの人に温かく見守られている様子が伝わります。いい店になりそうで楽しみです。 （＊2020年、一部文章に修正を加えました。） |
