ぽむ日記
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この日だけ6月 17日 土 .


盆と正月と百姓一揆とデング熱がいっぺんにやってきたところに隕石まで落ちてきやがったような一週間がようやく終わりました。

大切な誰かが苦しんでいて、他人に立ち入ることのできない深い闇の中に潜ってしまい、私は何もできない苦渋を噛みながら、一日も早く救いが訪れるように祈ることしかできません。無力感に耐えきれる強さもなく、淡々と日常の義務を全うする強さもなく、とるものとりあえず京阪電車に乗って、淀で降りました。祈りと競馬はよく似ています。無心なところが。

競馬場にひとりで来たのはひさしぶりです。以前はいろいろなものから逃げるためによくひとりで来たものです。いや単に競馬友達がいなかったからというのもあるが。競馬場というのは何かから逃げる場所としてよくできています。(だからダメな人もたくさん来る)ここには何万人もの人間がいて、おもに儲けることしか考えていない人と、馬を無事に走らせることしか考えていない人でできていますが、誰ひとり正解を知りません。そして各々がじぶんの正解に向けて、考えたり行動したり祈ったり他人任せにしたりします。私も私の正解を探します。新聞に何と書かれていようが隣のオッサンに何を言われようが私が答えを出します。私以外の人のことを考えなくてよいのです。というか考えてはいけません。何万人の中で無理矢理ひとりです。そして責任を取るのもひとりです。でもしょせん遊びです。競馬場を一歩出たらまた関係性の網にからみとられます。こういう閉じた世界があることがどれほど救いになるか。競馬を始めたモンゴル人だかイギリス人だかは想像したであろうか。私には競馬があってよかった。←JRAのコピーみてーだ

なんというか矢野顕子の「ラーメンたべたい」みたいなものかなと思います。あれは何かと闘っている女が一人でラーメンを食べに行く歌です。ラーメンは休息であり熱源であり覚悟です。私は私のラーメン食べる。責任もって食べる。隣に座る恋人達には目もくれず食べる。今度来るときゃみんなで来るわ、でも今は一人で食べたい。


◆◆うまブログ◆◆
競馬場に行ってしまうと1日1レースとはいかないのが難

6月17日

【5R】 2歳新馬戦 1000円→0円

×着いたらちょうど今年初の新馬戦だったので浮かれた
×新馬を見る目などないくせに調子こいた

まとめ:慣れないことをするものではない


【7R】3歳以上(牝)500万 1200円→0円

×女子のレースは難しい
×だがそのぶん配当がおいしいと思った

まとめ:よくばりは滅びる


【8R 】3歳以上500万 1000円→8550円

○自分方程式で解いたら解が2つに定まった
×というかただの1番人気と3番人気

まとめ:勝つときは無理がない


【10R】 樟葉特別 500円→0円

×展開の予想が甘い
×休み明け馬の評価が甘い

まとめ:勝ち逃げする気まんまんで集中力が切れたらしい