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この日だけ8月 13日 日 .


今週は五条坂の陶器まつりでした。五条大橋から東山通までの約600m(マピオンで図った)の両側の両側、すなわち全長600m×4に大量の露店が並びます。3個500円から一客3万円までいろいろ。作家さんもじぶんで店を広げて中間マージンなしで売るから安いです。両手いっぱい買い込んでも、ユニクロで両手いっぱい買い込んだのとあまり違いません。私はここ以外ではほとんど食器を買わないので(面倒だから)、年に一度の祭りというか義務です。4日間やっているので少なくとも2回は行きます。1回目は下見で2回目に一気買いです。

毎年同じような人が同じような場所にお店を出します。おっカッチョエエ、と思って足を止めると、去年買ったのと同じお店だったりします。でも年月がたつと趣味も変わってくるもので、以前はクールビューティーな焼き締めっぽいものに目が行きましたが、最近は色の使われ方に興味があります。薄いグリーンやピンクなんかのきれいな色が料理の邪魔にならないようにうまーく入っていると萌え。それから染付の清水焼。前はぜんぜん興味なかったのにここへきて急にいいかもしれないという気がしてきました。でも高いから買えない。踏み込むと危険。

顔見知りになった作家さんもいます。むかし鬼畜な値切り方で大皿を買ったのが縁で、今では毎年何か買うようになりました。この兄さんのうつわは、色彩感覚なんかはカワイイけど、作り方がきっちりねっちりしていて、ギャル男なのです。けっこう思い切ったキュートなピンクなのに、いろんな仕掛けでもってちゃんと料理が引きたつようにしてあったりとか。めちゃ使いやすい茶系の皿でも、釉薬とか灰の按配で一枚の中にいろんな茶色が複雑に配してあったり、形を端正にきっちり作ってあったりとか。そのあたりのバランスがいい。私はこういう「すごく凝ってるのに押しつけがましくなくて使いやすい」というのにとても弱い。服とか。

ちなみにわれわれのいうギャル男というのは「センスがギャルな男子クリエイター」のことです。(例:倉俣史郎 小西康陽 丸山敬太) 感性や発想は女子のハートわしづかみ、というか女の子そのものだったりするけど、いざ形にするときはオタク属性をフルに発揮して粘着質に作り込むところが男子ならでは。クリエイターとしては恵まれた資質である。ほも率高し。


◆◆うまブログ◆◆

【8月13日】
北九州記念 1300円→0円

○ひさしぶりに自信まんまんで買った
×でも外した

まとめ:もういやだ