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 12月 19日 木 |
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| 12/15はオープンハウスはしご。 中永勇司＋高木昭良＋大野博史による、西永福にあるバイク愛好家のための集合住宅。旗竿敷地に対してスムーズにバイクを入れられるプチサーキットみたいな湾曲した中庭に面して玄関がそれぞれ開いている長屋型集合住宅。1階は駐車場。プランも見た目もぐねぐねしててかなりヘンテコだけど、さまざまな曲面はバイクへの対応＋構造的な安定を図るという意味がある。きれいな解ですな。ユニットはそれぞれ３層か２層×８室。１層１層は、かなり狭い。壁の上のほうに開けた窓も狭さ（閉じ込められ感）を演出。 スキーマ建築計画による、野方にあるギャラリー住居。１階が住居で、２・３階はギャラリー的に使うスペース。商店街から微妙に奥まった道路に面したコンクリ打放し建築。道路から斜めに、一枚ガラスの大きな窓が空いている。中に入ると、意外に狭い。それが気持ちいい。見た目のクールさと中の親密さのギャップがおもしろい。打放し建築でこんな親密な空間ははじめて体験した気がする。キッチンとか、窓枠とか、階段とか、手すりとか、なんでもむちゃくちゃ丁寧につくってある。装置や材料の存在感が突出しないように、いろんなものを丁寧に消している。細部の存在感を消すことがすべていいとはまったく思わないけど、こういう親密さを生み出すために消すのは、いいな。 （＊2020年、一部文章に修正を加えました。） |
