ぽむ日記
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この日だけ12月 9日 月 .
心を入れ替えて日記に臨んでいたはずが、またしばらく間があいてしまった。しばらく原稿書きウィークだったので。。いやまだ出してない原稿あるな…。まあいいや。

11/28は「BRUTUS TRIP」創刊号を張り切って発売日に書店にチェックしに行きました。ちょっと建築日和に似たエディトリアルデザイン。でかくて綴じかたが変わってる。しかし内容のご隠居感に拍子抜け。人生とは旅であり旅とは人生な世界一有名なバックパッカー中田英寿責任編集の「クーリエ・ジャポン」のほうが百倍TRIP感がある(バッドトリップ含む)。

11/30はクライン・ダイサム設計の別荘取材。いまいちな天気の中、ひとり下田ツアーです。むちゃくちゃ急な崖地に跳ね出す懸造っぽい小住宅が並ぶ、別荘団地の1件をリノベしたもの。下田の吉佐美というところは、海外の人の隠れリゾート地になっているようで、カリフォルニアみたい(見たことないけど)なカフェとかが海辺にならんでます。タクシーのおっちゃん情報によると昭和30〜40年代に1人2人の外人さんが住み着いて、徐々にクチコミで広がったらしい。


吉佐美大浜。


シーランチみたい(行ったことないけど)。

外国人に人気あるのがよくわかります。1時間で、目的の建物を見て、海を見て、ベイステージ下田を見て、おわり。恐ろしくもったいないが軽く風邪気味だったので。

12/1には納谷じむしょの新作「蒲田の集合住宅」のオープンハウスに行きました。拡幅予定の第一京浜&高架化予定の京急沿いというそれこそ「AKIRA」に出てきそうなカッコイイ場所にある8階建ての集合住宅です。6階以上はオーナー住居。5階までは単身者用ユニットが各階2つずつ入ってます。京急の工事風景を観察するには持ってこい。つーか工事事務所そのものではないか、というくらい清々しく即物的な建物となってます。「ハスネ・ワールド・アパートメント」(懐かしい)に通じるダーティー・リージョナリズム・マンション。単身者ユニットがいいです。外との距離を取りつつベランダと一体化した2面ガラス張りのダイニング。ベッドを押し込むスペースと、洗濯機置き場と開放型クローゼットがセットされたストイックな”寝床”。




「蒲田の集合住宅」とウラから見える風景

12/2はスフェラ・アーカイヴ同窓会。フリーター(と言い張る)とくやまとエヌ新聞で立派にサラリーマンしているふかおさんと銀座で飲み会です。スイーツ(笑)なビルとして知られる銀座ベルビア館で虐げられている地下飲み屋街のおでん屋→近くのスペインバル。

12/4はギャラ間「REALIZE 立脚中国展開世界」展のオープニングへ。70年代生まれの建築家がついにギャラ間った! 迫フロアは模型もプロダクトも映像もザクザク紹介する有無を言わせぬ展示。松原フロアは模型と3つの言語の解説で正直に建築を説明するガチ展示。意外にお客さんは年配の人が多い。建築というより建設のニオイがするせいか。学部の同級生の松岡くん(過剰にして異常なキャリアの持ち主)におおよそ10年ぶりとかそれくらい久々に会った。

12/7はカーサの編集部で校正をやったあと、イタリア文化会館(ガエ・アウレンティ設計の赤いビル)で展示されている時空間インスタレーション「脳内時計 NEURAL CLOCK」を見にいく。松川さんが苦労して設営中。パソコンをガチャガチャやっている。しばらく待ってたら動きはじめた。スゲーカッケエ。人間の脳の時間認識をビジュアル化した箱庭。白砂が敷かれた円形の庭を、時計の針のようなバーがゆったり移動して、そこに仕込まれたレコード針みたいなものが脳の時間認識グラフを描いて枯山水ショー。動きにリンクして電子音も聞こえる。おおー、ニューロンニューロン。展示は9日(日)までの3日間のみ。これ観ないヤツぁ負けだ。


枯山水の砂を整備する僧侶たち

その後、エヌ書店で塚本さんが若手の説教部屋をやってて大変だ!とウワサの「SDレビュー2008」やらを購入し、ウワサのトランプがあまりにステキで感動し、三省堂で四角いふうせんが表紙になってる「美術手帖」とか、海外のアツイ雑誌をいろいろ紹介してる「from Magazines」とか買ってとんでもない大荷物になったところでプロトタイプ展のオープニングにおじゃまする。これもいい企画。発案者が建築家の芦沢さんだけあって「オレのアイデア商品化(もしくは実施)して!」というデザイナー当事者の切なる要望から生まれた展覧会というか展示会。プロトタイプやモックアップがいっぱい。人もいっぱい。