ぽむ日記
 なるべく everyday
 使い方・リンク方法
ぽむ日記過去ログ
ぽむ日記サーチ
この日だけ5月 12日 火 .


なぜか表から雅楽が聞こえるので出てみたら、車のスピーカーからでした。「今日は下鴨神社の祭礼です」的なことをアナウンスしながら通りました。そしてその後ろから平安装束の人たちがトラックの荷台に野菜のように積まれて運ばれていきました。


もう先月の話になりますが、あじと前住人のとくやま君とその彼女のリズ(イギリス人)があじとに遊びに来て2週間ぐらい滞在しました。ドメスティックにも程があるあじとがめずらしくインターナショナルです。

この機会に私も彼らと一緒に京都を堪能しました。観覧に予約が要るから自分ではまず行かない京都御所(庭師が神)、修学院離宮(俺らの後水尾帝)、桂離宮(歴史的カワイイ)、重森三玲庭園美術館(オシャレチャンプ)、都おどり(長唄カチョエエ)等。あとはリズに着物を着せて写真を撮ったり、着物の古着屋さんを見て回ったり、北バチ行ってバッティングしたり、たけのこを丸ごと炭で焼いて食べたり、出町商店街でおかずを買って鴨川で食べたり、左京区的ないつもの遊びをいつもの3倍の速さでしました。

写真家のリズは花見という行事に大変興味を持ち、円山公園に何度かロケに行ってました。川岸の桜がぼんぼりみたいにぜんぶ咲いた、京都が一年でいちばん美しい日にやってきて、日本はさぞ美しい国に見えるだろう。とか思っていたら花ではなく花の下で狂ってる人たちの写真を撮りまくっていました。あと阪神競馬場まで桜花賞も一緒に見に行きました。桜とは無関係に白昼狂ってる人たちの写真を撮ってました。イギリス人とは思えないほど小柄で愛らしく、日本食の壁2トップであるところの大豆発酵食品と生魚が大好きで、あじとでおみそ汁を自作したり京大の学食を気に入ったりしており、言葉以外はイギリス人だということを忘れそうな勢いでしたが、生にんじんを丸かじりするあたりは西洋人です。

明日は東京に帰るという日、リズが撮ったあじとの仲間たちの写真をくれました。薄暗い森で仲良く木を見上げるいしかわ夫妻。畳に寝ころぶエヌ実さんマキ母子。物干し場なのにスタイリッシュなあじと現住人Eがちゃん。いつものみんなの顔が閉じ込められたいい写真ばかりです。人を撮るのが好きなリズらしいおくりものでうれしくなりました。もちろんみ江さんの写真もありました。
「北バチでファイナルハロンに必死のみ江さんと対戦者Kたろう」
「マキ(4歳)相手におもちゃのバットを振り回してアイスを見せびらかしながら食べるみ江さんと、それをハア?という目で見るマキ」
いつものみ江さんってこんなのばっかりか。