ぽむ日記
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この日だけ5月 24日 日 .


姪1からはがきが届きました。

「みえさんおげんきですか」

ああもう文字が書けるのか。机に座って鉛筆を持てるのだな。あの1秒たりとも静止してなかったクルクルパーの姪1が。

「あやかはがっこうへいきましたきゅうしょくはおいしいです。」

そうかもう小学生だものな。まっさきに給食に言及するあたりがちょっとアレだけどりっぱにやっているのだな。早いものだなあ。こんな季節のおたよりまで書けるようになって。

「いちりんしゃはまだでしょうか。はやくいちりんしゃのれんしゅうをしたいのではやくおくていただけませんか」

……入学祝いの催促状だったよ。



たまには掲載誌情報。

「京都の迷い方」
ふつうの京都本を作るのにも飽きたエルマガジン社が出した「使えない」京都ガイドブック。50人の筆者が私的に偏愛しているものを前のめりで書いたマニアックなコラムと写真でできています。み江さんは泰山タイルについて書きました。京焼の技が生きた贅沢な建築用タイル。モダニズム建築とか京都市陶磁器試験場とかそのへんを土壌に咲いた美しい花。タイルとか釉薬とか好きなので混ぜてもらえてうれしかったです。喫茶「築地」の外装タイルの寄り寄り写真も美しい。

ほかのページは地蔵とか。きのことか。千日詣りとか。自転車とか。五條楽園とか。どれもおもしろい。活字などめったに読まないみ江さんが(問題発言)珍しくページをめくっていますよ。よくここまで書き手が湧いてきたものだと思うが、京都にはたぶんこの20倍へたすると50倍は潜伏している。

◆エルマガムック「京阪神アートブック」
建築という観点から見たミュージアムガイドのページを担当。ここだけページデザインがお笑い仕様である。おおむね桂さんが書いた。み江さんもちょっとだけ書いた。総括すると、関西のミュージアム3大勢力は
・近代建築リノベ
・アーティストの元邸宅(河井寛次郎とか重森三玲とか)
・安藤忠雄
であることを確認する感じの話。