建築ジャーナリズムの深遠なる世界が一目でわかる偏見まみれの雑誌ガイド。リンク集としても使えます。
2003.4.20改訂 昔のはこちら



四大建築雑誌
とりあえず目を通すメジャー誌群
title 特徴 注目のアーティスト 読者層
新建築 アーティスト名不問、何でも載っている建築雑誌。コンペ情報の充実ぶりから、建築雑誌界のMyo-joと認識されている。旬なアーキテクトが自由に筆をふるう場。 日本設計
日建設計
学生さんからプロまでいろいろ
建築文化 この3年で劇的な変貌を遂げた雑誌。デジタルメディアへの偏向ぶりに多くの大人が脱落したはずなので、もう4大雑誌には入らないかもしれない。CD-ROMは一人で見ると疲れますが、みんなで見ると意外な面白さがあります。 000studio デジタル系建築学生
日経アーキテクチュア 年間購読制をとる日経BP商法の一環として堅固な地位を築いている。多面的な情報が得られるが、本棚に立てられない、持っていてもうれしくないなどの致命的な欠点がある。 特になし ゼネコンの人とか官公庁の人とか
GA JAPAN ゆかいな編集長の独断と偏見が光る、ドラゴンボール雑誌。年々内容が薄くなるところもまるでジャンプコミックスなのだがいちおう建築界のロッキンオンジャパン。 高松伸 伊東豊雄 妹島和世 アトリエ所員


専門誌
それぞれの個性を持つ雑誌群 意外にたくさんあるので網羅するのは無理
title 特徴 注目のアーティスト 読者層
a+u 装丁、写真共に美しい。欧米建築家の作品を紹介。EL CROQUISに客を取られているが、他の建築雑誌の見習うべきところは多い。 レム・コールハース
ピー ター・ズントー
かっこいい建築を作りたい学生
jt 住宅雑誌でありながら、知名度の高いアーキテクトの作品が中心。アーキテクトによるコラムも多い。なぜならば新建築の住宅特集だから。 難波和彦 住宅作りたい学生
住宅建築 jtに載らない住宅作品が掲載されるまじめな住宅雑誌。 家づくりの会 住宅作ってる建築家
商店建築 商業施設専門の建築雑誌。とてもキャッチーで、眺めていて楽しい。京大の図書館には置いてないが、京都工繊大には置いてある。 内田繁 商業系インテリアデザイナー
AXIS 六本木発デザイン雑誌。永遠の倉俣史朗。 倉俣史朗 プロダクトデザイナー
故)SD 装丁も内容もキレイにまとめている反面、作り手の顔がみえてこない雑誌。特集は唐突なタイミングで出てくることが多いので気づいたときには売り切れている。月によっては価格が4500円くらいまで跳ね上がる。 よくわからない よくわからなかった
建築知識 実務派に徹したけんちく界のオレンジページ。なぜかコラムが充実しているので建築界のTv.Brosという説も。ここのwebではぽむ日記よりずーーーーっと更新頻度の高い編集長日記が楽しめるぞ。 大島健二 実務やってる人
ja 日本の建築家の作品を海外向けにサマリーした季刊誌。 磯崎新 安藤忠雄 妹島和世 海外のアトリエで働いてる人
近代建築 表紙に建築家のポートレイトを使う、建築雑誌界のプレジデント。 槙文彦
清家清
設計部長か大学教授になりたいゼネコンの人
confort ‘コンフォルト’と読む。創刊時から枯れている。土壁ものが多かったが、近年はアルミとかガラスとかいろんな素材に注目。ひそかに月刊である。 聖拙社 リノベーション系デザイナー
室内 故・山本夏彦(名誉)編集長で有名な、位の高い老舗インテリア雑誌。読み物が充実していて勉強にもなる、建築界の進研ゼミ。 なぜか石山修武 二級建築士持ってる人
建築雑誌 日本建築学会発行の機関誌。もちろんアカデミックなのだが意外に面白い上に、薄くて読みやすいのが素晴らしい。年に一度の作品選集はマストアイテム。 学会賞 会員の人


同人誌
なかなかマニアな業界誌群
title 特徴 注目のアーティスト 読者層
休)10+1 五十嵐太郎隊長が率いる東京の学生が執筆しているフレッシュな同人誌。 東大の院生 東京の院生
intercommnication 浅田彰が作ってる難解な同人誌。
【類】any なんとか(磯崎新が作っている難解な同人誌)
サイバー 浅田ファン(もう離れた)
休)A 博報堂を辞めた人が作っているオシャレ同人誌。建築の絵本。 五十嵐エディフィカーレ太郎 広告とか読んでた人
休)群居 建築コラム誌。    
脳死)建築思潮 京都における10+1だが小難しいことはあまりいわない。とってもマイナー。 当時の京大の院生 当時の京大生
故)Telescope 八束はじめなどがやっていた。建築雑誌界の広告批評といった肌合いの伝説の雑誌。もう10年くらい前に廃刊 ニール・ディナリ 当時の大学生


一般誌ケンチク類
建築の特集をうっかり組んでしまう物好きな雑誌群
title 特徴 注目のアーティスト 読者層
xknowledge HOME 難しい評論とやわらかい記事がデザインされた誌面に強引に詰め込まれている不思議な雑誌。建築の人が無理矢理一般誌を作ってるようなアカデミズム臭あり。 F.L.ライト アカデミックな学生
BRUTUS 建築家の作った集合住宅特集、そして約束建築特集など、一般誌での建築特集に先鞭をつけ、建築ブームを招いた張本人。オマケにカードをつけるのが好きで、特集に絡めて「さぬきうどんオブカード」とかなんでもカードにしちゃいます。 安藤忠雄 周りの人と差をつけたいサラリーマン
Casa BRUTUS 建築好きが高じて月刊化に踏み切ってしまった好事家。建築マニアの素人は、時に専門家を越える熱意と知識を持つという好例。今日も海外取材へレッツゴー。 安藤忠雄・コルビュジェ おしゃれなイメージを醸したいカフェとか美容院
POPEYE 売れない売れないとぼやきながらヤケクソ気味にオレ部屋ムーブメントを繰り出し、もはやインテリアネタナシでは成立しなくなってしまった若者雑誌。 赤松珠抄子 東京に出てきたばかりの専門学校生
Esquire 映画とかインテリア、そして何よりイタリアが好きな雑誌。田中康夫系のオジサンが読んでそう。 スローフード 旦那(を目指してる人)
STUDIO VOICE 60年代サイケ建築ならオレにまかせろ! アーキグラム 美大生・プー
ELLE DECO パリのアパルトマンライフを目指すインテリアデコレーション誌…だと思う。 ファッションピープルの住まい 美容師・ショップ店員
pen 脱スノビズム・特集の北欧スパイラルを超え、幅広く一般読者の欲望に訴えかける誌面を提供。 ヤコブセン 歯医者さん
Memo男の部屋 いつのまにか、若手建築家がバカスカ出てくる超リアルな狭小住宅誌になってしまった。 若手建築家 建築家住宅に住みたい人
マンスリーM 上の二つに比べたら創刊時は一番地に足が着いた感じだったのに…今やハワイでバカンスとか軽井沢に移住とかそんなネタがほとんど。 スローライフ 何かから逃避したい人
LiVES 後発でありながら、リノベーションというホットなトピックを意欲的に取材しており、他誌とは一線を画した展開をする季刊誌。 アートアンドクラフト リノベーション物件を手に入れたい30代のオトナ
都心に住む リクルートがコッソリ出してる分厚い雑誌。ほとんど広告だけど読み物充実。首都圏で売っています。 北尾トロ 都心に住みたい人
故)gap gapのPR誌でありながら、建築に偏った内容で展開された謎の雑誌。 ホンマタカシ 当時の建築学生


一般誌マチ類
あくまでも都市に根ざした文化としての建築デザインを追う雑誌群
title 特徴 注目のアーティスト 読者層
東京人 中央線と同潤会アパートをこよなく愛する都市雑誌。藤森照信+赤瀬川原平をリスペクトしている。 江戸東京たてもの園 中央線文化から抜けられない大人
Meats Regional 関西圏で異様に元気の良い街雑誌。月刊ベースで集めた情報を再編集した増刊をガンガン出す。間宮本はこれまで二冊刊行。インテリア特集もしばしば刊行。 間宮吉彦 関西に住んでる人