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この日だけ1月 20日 月 .


あけました。おめでとうございます。そしてお久しぶりです。昨年中は仕事をくれたりケンチクナイトでこき使われてくれたり楽しくあそんでくれたりいろいろお世話になって本当に感謝しています。とかいってももう1月も下旬の域なのでこれっぽっちも誠意が感じられないですねどうか今年も夜露死苦。


【み江さんの新年のすごしかた】
左の人改めミカさんに倣って下線をつけてみました。

●例年どおり京都で年を越しました。ミカさんが詳しく書きましたので付け足し程度にしておきますが、今年の面子は、京大高松伸けんきうしつの男子学部生京大大澤真幸けんきうしつの男子院生というすーぱーえりーと君たちです。京都からうっかり逃げ遅れたところをぽむに捕えられたのではなくこの日のためにわざわざ集まってくれたにちがいないのです。

●初詣は下鴨神社です。めんどくさいので7日になってからようやく行きましたが、しかも一人でこそこそ行きましたが、自宅から徒歩3分なので庭同然です。めったに行きゃあしませんが、しかもそのほとんどは近道としてチャリで素通りするだけですが、鬱蒼とした糺の森は都市の喧噪から逃れて思索できるとってもステキな散策スポットです

●2日以降は毎日ハタチ前後のヤングに囲まれてにぎやかに過ごしました。つまり毎日予備校の冬期講習でした。仕事始めはちょっと景気のいいことをしようと思い、講師仲間(といっても2人)と相談して、ふだんとちょっとちがう格好で授業をしようということになりました。み江さんは「昭和の女教師」をテーマに、先日ヤフオクで1200円で買った古着スーツを着てメガネも髪型もレトロっぽく完璧に作り込んでいったところ「何や先生。北朝鮮のアナウンサーみたいやな。」と言って爆笑されました。こうして受験生に笑顔を与えるのが私の仕事なのです。

●み江さんは東国ネイティブなのでお雑煮は澄まし角餅ですが、畿内の白味噌系も好きなので、毎年2種類作って東西両文化の味を楽しみます。しかし今年の正月は宇宙食名古屋食でした。というのも「名古屋人のうた」で愛郷心をかきたてられたらしい名古屋人どもがものすごい勢いで地元の物産を買ってきたのです。

なかでも特筆すべきは「納屋橋まんじゅう」です。皮薄めの酒饅頭で、一見ふつうの身なりをしているのですが、

「数日たって固くなったら油で揚げて、またバター焼きにしてもおいしく召し上がれます」(うろおぼえ)

箱に書いてあることがふつうではない。

なぜわざわざ饅頭をフライパンで炒めろという指定があるのでしょうか。彼らはあんことバターとパン状のものを一緒に食べないと落ち着かないのでしょうか。否、ういろうだの味噌煮込みうどんだの、いちいちどうでもいい独自の創意工夫をする彼らです。おそらく饅頭をそのまま食べるだけではクリエイティビティを満たすことはできないにちがいないのです。

いちおう彼らの名誉のために言っておくと、バターで焼いた奈屋橋まんじゅうは思いがけないうまさでした。何だかんだ言ってぽむは名古屋食が好きだ。