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先日出かけた長谷川豪さんの「狛江の住宅」のオープンハウスで撮影した写真をflickrにまとめてみた。![]() オープンハウスをどう咀嚼するかをしばらく考えていたのですが、人間の視野に近い単焦点レンズを使ってみることに。視野狭窄気味の写真でオープンハウスならではの覗き見感を出しつつ、空間に方向性を出さないように真四角に切ってみる。女性誌の「かわいいものを集め、本文なしでキャプションだけでモノを見せる」という編集手法の応用で、おもしろいポイントを見つける眼力を鍛える修業でもある……言いわけが多い。 しかしこのレンズ(FA50/1.4)があれば、誰が何を撮ってもオシャレに見える。たぶんゴミ箱とっても……という、よいのか悪いのかわからない状態なんですが、ぽむ日記はオシャレ写真が似合わないフォーマットなので、flickrにアップします。 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
この季節は基本的にどひまなので3日間あじとから一歩も出ずハチミツとクローバー全巻を読み直したり馬の絵を描いたりしていたところ、京都にお仕事に来た新良太さんから電話がかかってきてちょっと表へ出ろと言うのでようやく着替えて外に出る。ル・ブションで盛りの多い料理をむしゃむしゃしつつ石の話とか麻雀の話とかする。スフェラ関係の四柳さんとクワカドさんと合流してさらに石の話とか苺の話とかする。 新さんのすごいところはまず目がいい。ものすごく目がいい。ファインダー越しに(越さなくても)蜂の生態とか牛の表情とか人の性格とかめっちゃ見る。見えてる。建築写真の仕事が多いからスタティックな見方をするのかと思いきや、微分的な見方も得意だと思う。いやむしろそっちがすごい。やっぱりあれかね写真は時間のアートだからかね。蜂も観覧車もいいけどおおーと思ったのは柳家権太楼ポートレート。生きて動いてしゃべってる。時が見える。ニュータイプとしての覚醒を観者に促している。というのはともかくとしても1秒が5倍ぐらいの長さに見えてそう。とうてい無理だけど私も見習いたい。あとは交渉力がすごい。おでこに「悪」とか書いてあるけど笑顔でねじふせる。これは私には無理なので見習わない。 明日というか今日から専門学校の学生さんたちの卒業旅行に便乗して九州に行ってきますよ。 |