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ひきつづき‘ユニット’のことなのですが、ちょっと考えてみると、元祖学生ユニットは、あの ‘分離派’かもしれません。彼らはけんちく暴走族だったのです。 大阪のビジネス街にいわゆる四十八手が描かれた仮囲いができつつあるという記事を見かけました。大阪在住の漫画家が手がけたもので、迷彩色で巧みにデフォルメされたパブリック・アートです。ソニービルのコンペに応募する人必見。 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
モーリス・ベジャール振付の『ボレロ』はモダンバレエの名作ですが、あれの本質は「だんじり」です。上半身裸・下半身黒タイツの男たちが鍛え上げた筋肉を躍動させ地を踏み鳴らし暴れるのです。お好きな人にはたまりませんね。もちろんシルヴィ・ギエムとかがやってもいいんですが、どうも「水着の上からまわしをつけて相撲を取る女」感が否めません。女子は上半身肌色タイツ着用、というのはやはりどこか無理をしています。モダンバレエっていうのはおおざっぱに言えばロマンチックやドラマチックを排除して純粋な身体とか形式とかを追求したと説明できるのでしょうが、ようするにエロの方向が同性というか単一性に向かっただけのような気がしなくもありません。古代ギリシャの「真のプラトニックラブは同性愛」みたいなものですか。ちがうか。いや今日うどん屋でテレビを見ていたら『徹子の部屋』にバレエの首藤康之が出てボレロの映像を少し流していたのでそんなことを思いました。 |