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梅田の阪神百貨店にわりとよく行きます。地下食品売り場が異様に充実していて活気があるのはまあなんとなく予想どおりとして、私の健康回復に多大なる貢献をしたもののひとつにアロマテラピーが挙げられるのですが、よい精油がいろいろ揃ってるのが意外にも阪神百貨店だからです。ここの6階は美容院やエステやリフレやネイルサロンや枕ショップやおしゃれ漢方薬局などが詰まったリラクゼーションの総合商社になっており、可処分所得高め女子(+時々オッサン)を吸い寄せようとしていますが、そんなフロアでも平気で六甲おろしを流す阪神百貨店が私はわりと好きです。 地下食品売り場には粉物だけで10種類はあるんじゃないかという勢いのジャンクよく言えばソウルな立ち食いコーナーがあって、お寿司とかオムライスとかも縁日の屋台みたいに食えます。名前からして「スナックパーク」まるでルナーパークみたいです。そしてこれは私の中では大阪7不思議(残りの6つは未定)のひとつなのですが、なぜかひとり女子に対する敷居が異様に低いのです。ひとり女子の聖地アフタヌーンティー級に低いです。牛丼屋に入るのは勇気が要ってもここなら大丈夫的包容力があります。まあそもそも大阪という都市自体にそういうバリアフリー的傾向があるとは思うのだが。夕方ともなれば仕事帰りにひとり黙々とソース味の何かを立ち食らう巻き髪のOLさんがひしめきあうというけっこう異様な光景が見られるのですが、たぶん誰も異様とは思っていないそんな阪神百貨店が私はわりと好きです。 |