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2月 6日 月 | ▲ . |
ある論調に染まること。思い込みで記事を書くこと。こうしたことが苦手なので、わりとニュートラルな媒体で、客観的な記事というものを書く仕事を選んでやってきたつもりである。自分の意見などという、取るに足らないものはあんまし入れないでよいだろうと。 しかし、そんなニュートラルさというのは思い込みにすぎないのではないかと最近思うようになりました。所詮寄らば大樹の影。その媒体のあるようなないような論調に寄り添えば、最終的な責任を取らないで済ませることができる。考えないで済むのは楽なのだ。たぶん、サボってきただけ。 その大樹が大樹であるうちは、そういう仕事の仕方でも全然いいのだけども、もし倒れたら、頼れるものは何になるのか。 音楽ソフトとおなじように文書もどんどんバラバラになり、ひとつのフォルダにバインドされるものではなく、タグ付けされて整理されるようになるだろう。そこで問われるのは、どんなバインダに入っていたかではない。 文書のバラ売りが進めば進むほど組織的なバインダの力は薄まって、結局個としてどうなの、ということが問われてしまうのだ。(つづく、かもしれない) |