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38℃の京都に妹と母親が遊びに来ました。姪2名も一緒。 姪1は4歳になったところです。生後6ヶ月ですでに性格がみ江さんに似ていると言われていた彼女ですが、成長してすっかり落ち着きがなく行儀が悪く声がでかい子供になっていました。吸収の早い年ごろなのでとりあえず「なんでやねん」を教える。一瞬でマスターする。それから「オッケー」と「グー!」のボディランゲージを知っていたので、新たに「ブーイング」と「ファッキュー」を教えようとして妹に怒られる。 そんなことをしていると魚棚の店長さんに「こんな大きいお子さんがいらしたんですねー」と誤解される。 「ごきぶりごっこ」も教えました。人間役は殺虫剤をスプレーするもしくはやかんで熱湯をかける真似をし、ごきぶり役はあおむけにひっくり返って手足をばたつかせてもがくという、知育のかけらもない遊びです。いかに素早い動きをして本物に近づけるかがポイントです。姪はおおよろこびで一瞬でマスターしました。私ら姉妹も母子でやっていた遊びのはずなのに妹に怒られる。 姪2は1歳4ヶ月になっていました。背が高いのにまだ歩けなくて、タカアシガニのようなはいはいをしています。そして起きている間じゅう常に爆音で奇声を発しています。いわゆる「癇の強い」子供というやつです。大変ですねと笑っていたところ母親に「あんたもそうだった」と言われ愕然とする。 《母親の話》 幼少のみ江さんは常に爆音で奇声を発していた。困った家族は癇の虫封じのまじないをしてくれるという近所の人のところに連れて行くことにした。そのまじないとは「癇の虫出ろ」と言いながら南天の葉を塩でもんで手のひらにじょりじょりこすりつけるというものである。み江さんはおとなしくそれをされており、母は少し安心した。しかし終わった途端ふたたび奇声を発した。《おわり》 これは記憶があります。4歳ぐらいのことだったと思います。よその家ではなく自宅だった覚えがあるので、家でも試してみたのでしょう。葉っぱをじょりじょりされるというのは子供にとってはあまり愉快なことではなく、何すんだよ意味わかんねと思っていました。 しかしこの「南天の葉の汁を手のひらにすり込む」という行為はいったい何なのだろう。南天の薬効を応用した民間療法なのだろうと思うが、興奮を鎮める作用でもあるのでしょうか。去年アロマにどはまりしたせいでこういうのは結構興味深いです。ちょっと調べてみると、ナンテンには解毒・消炎効果のほか、末梢神経への麻痺作用があるようです。それなら咳止めに使われるのはわかります。でも鎮静作用というのはグーグル先生の知るかぎりあんまりなさそうなのです。テンションの高い子供に効くのかというとかなりあやしそうである。誰が発明したんだあのまじない。 |