京都市中心部の2000世帯規模の「六原学区」のまちづくり組織、六原まちづくり委員会の依頼で制作した冊子。空き家オーナーに向け、空き家放置の危険と活用の方法を伝えている。住人のみなさんが実感を持ちやすいよう、架空の家族「六原家」の会話をベースに、専門家がアドバイスをするという構成としている。表紙デザイン:仲村健太郎。
六原まちづくり委員会、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)、京都市景観・まちづくりセンターなど、私家版刊行時、制作に関わってくださったみなさんと。
六原まちづくり委員会の活動拠点「やすらぎ・ふれあい館」で打ち合わせを重ねた。
右ページに空き家を所有する架空の家族「六原家」の会話、左ページに専門家のアドバイス。
空き家を所有する架空の家族と、4人の専門家のかけ合いで読みやすくした。
地元の空き家改修事例を6つ、六原まちづくり委員会の方々と共に取材し紹介。
2014年に刊行した私家版。地域の空き家向けて制作。好評を得て、2016年9月の学芸出版社での刊行へとつながった。