ぽむ日記
 なるべく everyday
 使い方・リンク方法
ぽむ日記過去ログ
ぽむ日記サーチ
この日だけ5月 4日 金 .


うま 始めました

ウツが一段落し、休養放牧も功を奏し、いい感じに想像力が戻ってきました。そしてジーンズの下に雪山登山用超保温タイツをはかなくてもすむ(でもスパッツははく)ぐらい暖かくなりました。競馬場のベストシーズンです。そんなわけでうま再開です。

しかしいくらダメスパイラルから脱したとはいえ、今までと同じ方法で勝てるわけがありません。←これはみ江さんがいつも受験生に言っている言葉です。そこでこの機会にやりかたを変えてみることにしました。ポイントはふたつ。

【1】 密度を濃くする

勝負は毎週1レースか2レースぐらいに厳選します。その1つか2つのために半日ぐらい時間をかけて考えます。そして勝っても負けても厳しく反省会をするのですはいここ重要。これぞ大人の余裕。成功も大金も静けさの中に眠っているのである。

【2】 買い目は頭のいい人に考えてもらう

競馬をしない方のために説明しておくと、「予想のうまいへた」と「馬券のうまいへた」はちょっと別です。予想というのは勝ちそうな馬を1頭から数頭あぶりだして順位をつける作業です。いいかえれば馬の能力やレース展開や今日の天気や好き嫌いといった数多くのファクターの中から取捨選択をおこなう作業ですから、100人いたら100通りの答えが出ます。

いっぽう馬券の買い目を決めるというのは、その予想をもとに、ハイリスクハイリターンを狙うのか安全策をとるのかの方針をたて、どの種の馬券をどれだけ買うかを決める作業です。つまり与条件のもとで期待値が最大になるような計算をするわけです。だから基本的に誰がやっても解はそんなにばらけないものです。比較的簡単なプログラミングで可能なはずですが、み江さんはこの演算がものすごくへたで、そのせいでどれほど損をしてきたかわかりません。

そこで数少ない競馬友だちのKたろうという人(さいきん京大医学部受かった)にその部分をやってもらうことにしました。私の予想や自信度を伝え、利益は最大に損失は最小になるような買い方を考えてもらうのです。これがすばらしい。ものすごい速さと正確さで「それなら3連複でこれとこれ、合計15通りでどうですか。本命が飛んだ(=期待を裏切った)ときの保険を含んでいるから馬単ウラオモテより得です」などと出力されるのですスゲエ!おろおろしているうちに締切時間がきてどうでもよくなってアホな大穴とか買っちまう今までの私サヨナラ!

しかしこの正確さを保証するものはひとえに信頼関係のみであるという危うさ。やろうと思えば簡単にみ江さんを陥れることができるわけですからね。定期的にようかんや餃子などを献上して関係の維持に努めねばならぬわけで、意外にランニングコストがかかるかもしれないという気もします。