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この日だけ3月 30日 日 .
3/21(金)千葉学設計の「WEEKEND HOUSE ALLEY」を見物。七里ヶ浜へ。ショップと週末住宅の複合施設。都市デザインシステムプロデュース、トランジットがブランディングを担当している。



建物と建物の隙間に放射線状に鎌倉の切り通しを思わせるストリートがピシピシと通っています。ストリートの向こうに海が見えたり、山がのぞめたりします。土地や風景を読み込んでつくられていることがわかる。





3/22(土)は取材の合間にスキーマ建築計画が設計した仕事を2つ。1つは2007/12/19の日記で紹介した野方のギャラリー住居。2つめは新宿御苑前にあるマンションの1室の改修。狭山フラットほど極端なことはしてないものの、既存の細部および居住されてきた痕跡を残しつつの改修。照明はダウンライトむきだし。昔の電気配線(碍子引き?)を使ってるのだそう。ツヤツヤの床は中村塗装工業所。





3/26(水)は「大岡山RIDGE」見学。こちらも千葉学設計。集合住宅+店舗。大岡山の商店街沿い。単身者向けの(ほぼ)ワンルーム。天井の高いユニット内に入れ子状の小屋が浮かんでいます。同じくらいのボリュームで、ガラス張りのサニタリーがあります。玄関と収納はありません。共用廊下から簡単な引戸(上部ガラス張り)でアクセス、下宿屋さんをおもわせるアプローチです。傾斜や厚みや仕上げがさまざまな壁に、いろいろな高さにあけた小さい窓がいっぱい。あえてプアーに設えたアプローチや設備類、そして微妙に変化する壁仕上げ、光が躍る小窓は茶室感あり。







つづいて「大田区体育館」。たまたまみたテレビ番組でケンドーコバヤシが「プロレスの殿堂が無くなる」という文脈で紹介していたのですが、なかなかかわいらしく気になったので見てきました。設計は、カトー設計事務所。オリンピックを機にできた建物だという。直線的なシェル屋根です。シェル(貝殻)というより山脈っぽい。建て替えで、3月いっぱいで閉鎖。1965年築。お別れに来ている人が結構いて驚きました。プオタらしき人から、ご近所から来られた思われる方まで。





3/28(金)は新生「CLASKA」へ。変わった点は、2階にギャラリー&ブックショップが登場した。1階のカフェが旬菜料理の「kio・kuh(キオク)」になった。和室3部屋が増えたなど。インテンショナリーズやトラフが手がけた部屋はすべて健在。屋上はかなり改装されています。2階は地方のショップを選抜したセレクトギャラリーという雰囲気で、おもしろくなりそう。



(*2020年、一部文章に修正を加えました。)