![]() 桂 |
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2002年 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 |
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夜、友人はっちゃんのさそいで、鴨川の河原でお弁当を食べることになりました。参加者は、腐れた友人ながさわと我々です。焼き鳥やサンドイッチ等各自の手作り料理を食べるのです。風流ですね。 そこにショウガと山椒のはいったおにぎりがありました。ああなんて素敵なんでしょう。ゆっくりいただこうと、ラップにくるまれたそれを、開封したまましばらく放置しました。再びいただこうとソレを一口、なにやらネバネバした食感が口中に…。 どうやらそれはナメクジのようです。大急ぎでアジトに駆け込みました。アジトの真ん前がすぐに河原なのです。猫が逃げ出そうとするのも放置して一目散に洗面所に行きうがいを100回して歯ブラシで舌をガリガリやりました。でもなんだか粘り気がとれません。 そうこうしているうちに他の人々もアジトに戻ってきました。どうやらナメクジがもの凄い大群でいたようです。 右の人による教訓「アウトドアは難しい。自然をなめちゃいかん。」 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
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あじとにやってきた猫![]() クロマティ ![]() 高橋 右の人が出版関係に就職活動をしていたころ、web時代の本は一体どうなるのか、みたいな議論をまじめにやってたのです(み江さんが)。いや、ちゃんとそういう質問に答えられないといけないからね(み江さんが)。で、(もちろんみ江さんが出した)結論は、「モノ」として生き残る、ということです。 この期に及んで本などを買う人間は全員「信者」。パッケージ・コンセプト・そしてなにより作者のキャラクターが超重要。 イースト・プレスは愛玩系の本を出してると思う。たとえばWsamarus2001とか。気の利いた装丁。じつにおみやげっぽいつくりなのだ。 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
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アトリエ・ワンの事務所が近かったので、諸々のお礼に伺ったものの、お二方がおらず、所員さんと雑談。ようするに親分が居ないうちに勝手にあがりこんで「ぽむ参上!」と壁にでかく落書きして帰ってきたようなもんです。ああガラの悪い真似をしてしまってすみません。![]() アトリエ・ワン隠し本棚を激写。お、『伝染るんです。』が! ![]() ![]() さてどちらがアトリエ・ワンの事務所でしょう。 ちなみに片方は、近くにあるバワリーキッチン・ロータスでゆうめいな形見一郎さんのアトリエだ。 しかも所員さんたちにアトリエ・ワンの新作物件を教えて貰ったのですが、右の人が「ラーメン!ラーメン!」と騒ぐので、一つも見られませんでした。ゴメンナサイ! 地図のコピーまで貰ったのに。 茗荷谷に移動して、美術出版社の斉藤さんにお会いしました。我々といくつも違わないのにマンションを購入、しかもそれがデザイン物件だというので見学させてもらうことに。気持ちはかなり渡辺篤史です。「い〜い眺めですねぇ。」「あ、こんなところに収納が」「いや、きっもちいい〜ですねぇ」とか言いながらずかずか上がり込んで茶を飲みました。 ![]() 外観。神社の敷地の一部なのだそうで、鳥居がみえます ![]() い〜い眺めですねえ (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
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東京に行ってきました。 まずはZONE。 ![]() 外観 ![]() ![]() 模型(ビルのひとつひとつに写真が貼ってある!)と、航空写真。 ![]() 本ギャラリー 裏にいきなり工事現場。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() トリオ漫才師? 次は東京タワーへ。 ![]() ![]() 足もと固めます ![]() レストランタワーはと、の看板 ![]() 東京タワーツリー ![]() ![]() 東京タワー水族館 ![]() とその魚スーベニールたち あふれる昭和感。 ![]() 改装されたカフェ ![]() 東京タワーを自分なりにカスタマイズして楽しむステキ夫婦 楽しいおみやげコーナー。 ![]() ![]() 右の「スーパー模型」に注目だ! けんちく模型の最新流行は薄い素材の模型とどっかで聞いたのですが、こういうことですか? (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
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アトリエ・ワン出版から出た「ブロークン・パリ」を山アから見せてもらいました。パリ随一"ダメ"な区である13区をリサーチした本。でもパリだから、そんなにダメじゃなさそうに見えます。建物カワイイし。 13区について、なんとなく記憶がよみがえってきました。我々だいぶ昔にパリ旅行にいきました。そのとき現地ガイドをしてくれた右の人の幼馴染みピアニストさんはフランスの有り難い感じの文化について潔く無頓着でした。図書館で楽譜借りるから行っていい?といって連れて行かれたその図書館は、あの図書館でした。ああ、さくっと「図書館」って言えますかあの建物のことを。「ドミニク・ペローの」とか「ガラスの」とかは付けないのです。 彼女はむしろ治安のよくない=素人にはお勧めできないとされる13区になじみがあるらしく、「ごはん」とか「買い物」とかリクエストをすると何故か13区に連れて行かれるのでした。右の人が安い旅行鞄が欲しいといったらチャイナタウンの中にある船場問屋街ライクなショッピングセンターに連れて行かれました。フレンチをモリモリ食いたいといったら、観光客は絶対こなさそうなお店に連れて行かれました。 でも13区を走るバスではスリに遇いました。やっぱり殺伐としたところなのだと思いました。 (*2020年、一部文章に修正を加えました。) |
左の日記がやたら長いのでこのスペースを利用して連休(そんなものはない)の過去日記を書いてみる。下までスクロールするのは面倒だろうという気配りのぽむ企画です。 5月7日(火) 恒例行事と化している健さんを聴きに行きました。今日は大阪センチュリーのベーレンライター版ベートーベンチクルス最終回で、9番です。大工となるとちょっと祭感があります。奮発していずみホールのど真ん中の席を買いました。こんないい席座ったことありませんヒャッホウ。そこでいつもより微妙にめかし込んで行きました。そしたら山崎という人はネクタイ着用で来やがりました。さすがぽむにエロのやり方を教えてくれる先生だけあります。わたし負けましたわ。でもリーマンのコスプレのようでした。 健ちゃんの第九はまるでバロックのようなモダーンさでした。あのおめでてえ合唱がまるで宗教曲のよう。かっちょえかったです。今日の演奏はそのうちCDになって出るので、フェルマータ10秒伸ばすカツカレーみたいな第九にげっぷが出そうな人は食っとけ。 健サマはあいかわらずしゃべりも指揮っぷりも明快!私にもわかる!ステキー!話の端々からほとばしるあれはモノホンの教養しかもパーの私にもわかるように伝えようと努力してくれてるのよなんて誠実なのキャー!とつまりわたしは山形浩生がモテる(らしい)のと同じ理屈で健さんが好きなのです。まああれだ、無理無理でお勉強しちゃって岡崎京子がとか言ってるてめ(略) 5月6日(月) おともだちが連休を利用して期間限定ロシア雑貨屋を開きました。そのためだけに単身ロシアに行って買いつけてきたそうです。かわいいものがたくさんありました。わたしは銀のスプーンを買ったよ。 この人は本業は中学教師、副業に京大で秘書というカタギな仕事をしていますが、大変アンテナが高くて、ブレイクするものをちょっと前に発見する才能を持っています。ジャンルは芸能雑貨音楽を中心にインディーズからメジャーまできわめて広範囲をカバー。ようするにオタクなのですが、すごいのは生きてるだけで自然に情報をかき集めてくるというところです。まああれだ、無理無理でお勉強しちゃってゴダールがとか言ってるてめえらとは違うってこった。 でもそこはオタクゆえ、その才を商売に結びつけようとか何かに役立てようとかせず、ただ自分で消費しているだけ。企業はこういう人を雇ってぽーんと金を渡し勝手に遊ばせておくだけでずいぶん儲かるはずだと左の人などは前から言っていますが、いかんせん見た目がへにょへにょなので人事部のオッサンには見抜けません。まああれだ、女性ならではの感性とか言ってるやつに限ってわかってねえってこった。 そういうわけで今後ロシア雑貨がちょっと流行ります。たぶん。建築旅行の際は紫タマネギに彩られた建物を見るだけでなく、かわいい人形とかハンカチを買ってきて女の子に配ると吉。 5月X日 連休前にうっかりあのNHKスペシャルを見ちまったせいでずっと祭に参加しています。見ましたかあれ。やばいです。ヤヴァすぎます。幸運にも見てない人は見なかった幸せをかみしめるか、あるいはまとめがいくつかできてるからちょいと見てゲロ吐きそうになってください。わたしはビルに航空機が突っ込んだときにも抱かなかった危機感という名の社会派な感覚を今回はもうほんとに珍しく抱きましたよ。NHKが講談社とつるんでるとか後ろにカルト団体がいるとか障害者の逆差別だとか、まあ突っ込みどころは無数にあるのですがそれにしてもヤヴァイのは、あんなぞんざいな番組で感動しちまう人間がたくさんいるという事実。そんなに簡単に洗脳されていいのかオイてめえらの人生は犬のクソより安いのかよアァ?もうなんでこの国が太平洋戦争に向かったのか少しわかった気がするよ日本はきっとまた戦争するさそのうちな、と生まれてこの方使ったことのない憂国という言葉が出てきそうな勢いで。 |
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